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- ワンドックとにゃんドック
なぜワンドック・にゃんドックが必要?
動物も人間同様、食生活の変化や医療の進歩により、高齢化が進んでおります。
結果として癌や心臓病などの疾患の増加、また食事の質の向上および飽食の影響により、これも人間同様生活習慣病が増加しております。
これらの疾患は症状が出た段階ではかなり進行していることが多く、早期発見・早期治療が重要です。
また、血液検査など一つの検査だけでは病気を見逃すことも少なくありません。
そのため、血液検査以外に、X線検査、エコー検査、心電図検査などを複合的に行っております。
ワンちゃん・ネコちゃんの1年は人間年齢に換算すると約4~5年に相当します。
7歳以上(中高齢)のワンちゃん・ネコちゃんは年に1回の検診を考えて見られても良いと思います。
また若い頃より健康診断しておくと、その子の健康時の正常な値を把握することができ、小さな異常も早期に発見することが可能となります。
健康診断のすゝめ
まだまだ暑い日が続いています。
当院では、通年健康診断の実施を勧めておりますが、夏が終わるころに元気なこでも一度ワンドック・にゃんドックを受けられてはいかがでしょうか?
近年の異常気象は、動物たちの体力に多大な負荷をかけているのは間違いありません。
高齢のワンちゃん、ネコちゃんだけでなく、若い年齢のこ達でも年に一度の健康診断を受けておくことで、将来の病気の発生の予防にもつながります。
ワンドック、にゃんドックはお電話にてご予約下さい。
休診日のお知らせ
2022年11月よりしばらくの間、木曜日を休診日とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
検査内容
当院で実施している一般的なドックの検査内容です。
・身体検査
体重測定、体温測定、ボディコンディションのチェック等
・糞便検査
検査のため、事前にお持ちいただく時があります
・尿検査
糞便検査と同様、事前にお持ちいただく時があります
・血液検査
血球計算+生化学19項目+その他4項目 ※猫の場合、心臓病検査も追加
・胸部/腹部X線検査
・超音波検査(腹部)
・心電図検査
ワンドック・にゃんドックの流れ
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まずは当院までお電話(072-873-0371)にてご予約ください。
お電話の際にドック前日の注意事項などをお伝えいたします。
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午前中にお連れください。
通常ドックはお昼の休診時間帯12時~16時の間に行います。
できるだけストレスを避けるよう12時前頃を予定しておりますが、お時間に不都合がある方は10時より
診察していますので、早目にお連れいただいても大丈夫です。
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飼主さまの気になる点やワンちゃん・ネコちゃんの問題点をお聞きし、病気を絞り込みます。
子細な事も申し出てください。問診が終了いたしましたら、お預かりいたします。
- 5つの項目に分かれて検査を行っていきます。
- 膀胱炎/膀胱結石や腎臓病などおしっこに関わる病気だけでなく、糖尿病や多飲多尿を起こす全身疾患(肝臓病・腎臓病・高Ca血症・クッシング症候群・子宮蓄膿症等)の診断の一助になります。
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貧血や炎症、アレルギー性疾患、出血傾向、肝臓・腎臓などの各臓器異常、糖尿病等がないかを評価します。
ワンちゃんの場合、初期の腎臓病の発見も可能な検査も実施しております。
ネコちゃんの場合は、初期心臓病の発見につながる検査を実施しております。
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骨や各臓器の大きさ、形、位置、陰影度などを評価します。
骨折だけでなく、心疾患、呼吸器(肺、気道)疾患や腫瘍などの診断に有効です。
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各臓器の詳細な評価が可能であり、初期の疾患をとらえることが可能です。
老化に伴う腫瘍・肝臓病など様々な疾患の評価に用いることができます。
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視診、聴診、触診など五感を用いて以上の有無を検査します。
ほかの検査と比較すると簡単なものですが、負担も少なく非常に重要な基礎検査です。
- 血液検査は、外注の検査機関に依頼いたしますので、1週間ほどのお時間をいただく場合がございます。
その他の検査は、院内検査となりますので、お迎え時にご報告いたします。
総合的な判断は血液検査の結果が出次第お伝えいたします。
大事に至るような異常がある場合は、早目にこちらよりお電話する場合もございます。
ワンドック・にゃんドックの受診時注意事項
- ・検査前日の22時以降はご飯をあげないでください(絶食)。※お水は結構です
- ・猫の場合、ストレス軽減および安全確保のため、にゃんドック時に鎮静をかけなければならないネコ
ちゃんもいます。ご相談ください。 - ・ネコちゃんは、必ずネット(洗濯ネットのようなもの)に入ってお連れください。
- ・キャンセルされる場合にはお早目にご連絡ください。